リノベーション事例
LDK≒1K
LDKに詰め込んだコンパクトな生活動線
リフォームストーリー
#Reform Story
元々が二世帯住宅であった住まいで、2階を生活の中心とされていたI様ご夫妻。
階段の昇り降りがきつくなってきたことがきっかけで、生活空間の中心を1階へ移すことにされ、マニカホームにリフォームのご相談をいただきました。
そこで、1階のLDKを中心とした「コンパクトな生活」をコンセプトにリフォームプランを考えました。
プランニング
「コンパクトな生活」を実現するために、LDKの中だけでも生活できるような間取りを目指しました。
南側の和室を洋室に変え、広いLDKにすることで、リビング・ダイニング・キッチン・ベッドスペースが一ヶ所に収まる間取りに。
生活動線が短くなり、I様ご夫妻が思い描いていたコンパクトな生活が実現できる、まるで「1KのようなLDK」の間取りになりました。
また、間取りを決める際に耐震性にもこだわりました。
築年数が古いこともあり、耐震性を気にされていましたが、今回工事を行うのはLDKとその周辺のみ。
家全体の耐震工事を行うのは予算的にも現実的ではなかったので、生活の主となるLDKが崩れないことを目指した耐震補強プランを練り、施工範囲内で可能な限り耐震強度を上げる提案をいたしました。
LDK
1階キッチンは30年前にリフォームした際に、対面キッチンにしていたそうです。
そのままでも使える状態でしたが「窓の外を眺めながら料理したい」とのご要望があり、キッチンのレイアウトを対面から壁付に変更いたしました。
キッチン本体も頑丈な人造大理石のカウンターとシンクが、お値打ち価格で交換が可能という点も気に入っていただき、トクラスのBbに取り換えることになりました。
さらに、既設の窓よりもサイズを小さくする窓のリフォームも行ったので、外からの目線を気にせずお庭の植栽を楽しめるキッチンに変わりました。
壁付キッチンにしたことでLDKが広く使えるようになりましたが、さらにLDKが広く感じられるように一工夫。
元々あったLDKの壁を減らし南側からの自然光が北側に入るよう、壁の上半分を筋交い表しに。そうすることで奥行き感も出て、LDK全体が明るくなりました。
ベッドスペース
ベッドスペースとキッチンの間に、筋交い表しと腰壁を作ることでちょうどいいプライベート感が出せました。
また、コンパクトな生活スペースなのに広く見えるバランスが取れた空間にもなりました。
「快適に暖かく過ごせるLDKにしたい」とのご要望をいただいていましたので、断熱工事も行いました。
以前は広縁だった空間をベッドスペースが広く使えるように繋げたこともあり、窓との距離が近くなったので、窓からの寒さを感じないように断熱窓を取り付けることになりました。
採用した断熱窓はLIXILのサーモスⅡ-H。アルミと樹脂のハイブリット構造になっていて断熱性能に優れています。そしてガラスも高断熱・遮熱を両立させたLow-E複層ガラスなので、夏は涼しく冬は暖かく過ごせます。
さらに床下には断熱材と床暖房も入れています。
「お庭がよく見えるように窓のサイズを大きくしてもらいましたが、それでも快適に過ごせています。断熱性能の差を実感しました。床暖房が付いたので寒い冬も暖かいです」とご満足いただけました。
そして、和室だった部屋にもう一工夫。
押入れは、趣味スペース兼オープンクローゼットがある書斎として生まれ変わりました。
また、襖で仕切られていた部分は壁に作り替え、寝ながらテレビが見られるようにしています。
和室
和室は長押や床柱など利用できる木材を残しつつ、聚楽壁や畳などの内装を一新しました。
また、ベッドスペースと和室との間に壁を作ったため、エアコンを新設しています。
お客様の感想
「こうしたい!」という私たちの要望に対して、どういう工事をすればどんなふうになるのか、イメージどおりにするにはどうすればいいのか、説明していただけてとても分かりやすかったです。
また、マニカさんは商品や材料のことにも知識が豊富で、具体的なアドバイスをいただけたので安心してリフォームをお願いすることができました。
私たち夫婦が希望する間取りに変わり、行動範囲がコンパクトになったので暮らしやすくなりました。