リノベーション事例

受け継がれる家
寒さを解消した、家族みんなが過ごしやすい快適な住まい

施工前

#Before

施工データ

#Data

施工地域 東郷町
築年数 40年
施工期間 2ヵ月半
金額 1,000万円
施工場所・
特徴
キッチン,浴室,洗面所,トイレ,玄関,外壁,ワークスペース

間取り図

#FloorPlan

リフォームストーリー

#Reform Story

「両親から受け継いだ自宅。今後、快適に過ごせるように、また自分たちが両親から受け継いだように、いずれ子どもに受け継いでもらえるようなリフォームをしたい…」
ご自宅がこれから先、お子様へ受け継がれていく物語をご紹介します。


プランニング

タイル張りのお風呂でとても寒く、トイレもタイル張りで和式のトイレということで、水廻り全般で困っていたI様。
I様のやりたいことを組み取りながら、浴室工事をするなら洗面所から見えるお風呂の枠も関わってくることをご説明し、洗面所の工事についてもご提案しました。
下見にお伺いした際、洗面所やトイレを確認する流れで、廊下やキッチンにもお邪魔させて頂きました。キッチンが北側の壁についており、設備も昔のものを使っていらっしゃったので「キッチンが北側で寒く、設備も古くてお掃除がしにくくて不便だろうな」と思いました。
また、料理を作って配膳する導線がとても悪かったので、せっかくなら1度「ドリームプラン」という形で水廻りなど全て取り替えた場合のご提案をいたしました。
最初は図面を5・6パターン作成し、打ち合わせを重ねていく上でI様の気になったところを配慮しつつ、全ての導線を考えて15枚目で1番最適なプランに落ち着きました。

 


LDK

ドリームプランを気に入られ、やりたいことが沢山出てきたI様。
「家族の顔を見ながら趣味の料理をしたい・家族が集まれる空間にしたい」そのご要望を叶えるために、少しだけ増築をして対面キッチンにするご提案をしました。
カラーコーディネートはI様ご夫婦が大変気に入られたフローリングの色をもとにキッチンの色なども決めていきました。
また、天井は増築部との兼ね合いで従来の天井よりも低くなっています。工事を進めていく過程でI様と大工さん・営業担当で現場を見ながら、従来の天井より低くなってしまうのを逆手にとって意匠性のある天井にしました。

 


洗面・浴室・トイレ

洗面と浴室は従来よりも少し広くするために、間取り変更をしました。
洗面所は、収納スペースを作ることによって、置く場所に困っていた小物なども収納できるようになりました。
浴室はタイル張りからユニットバスに替え、一坪サイズに拡げて浴室暖房機を取り付けたことで、ご家族がゆっくりくつろげる浴室になりました。
トイレはタイル張りの和式のものから、掃除がしやすい洋式タイプへ交換しました。

 


廊下

収納が少なくなってしまうため、廊下には収納とウォークインクローゼットを作りました。
ウォークインクローゼットがあるため天井を高くし、広々とした廊下になりました。
廊下の天井・ウォークインクローゼット・収納のクロスは、遊び心のあふれるクロスを選ばれました。
旦那様の趣味のスポーツグッズや家族の物を余裕でしまえる収納とウォークインクローゼットになりました。

 


玄関

玄関の敷台はとても良い素材でした。そのため、敷台はそのまま利用させていただき、敷台の上へ新しい床材を施工し見た目を一新しました。
敷台に合う床材の色を使うことによって、広々とした玄関になりました。
立派な敷台は、これから先も受け継がれていくのではないでしょうか。

 


外壁

今回、窓など新設サッシになったので、既設の瓦とマッチするような和洋折衷な外観に仕上げました。
真ん中の茶色のアクセント部分は、旦那様のセンスにより色を変えました。お洒落な外観になり、とても築40年経過には見えない新築のような外観へ生まれ変わりました。

 


まとめ

リフォームをしたことにより、寒かった家全体がとても暖かくなりました。
ご家族がゆっくり集まれるLDKになり、タイル張りのお風呂からユニットバスになったことで、家族みんながゆっくり湯船につかってリラックスできる空間になりました。
I様から、「ずっと様々な料理を作ったり部屋のインテリアをやってみたかったけど、なかなかチャレンジできずにいました。リフォームをしてやってみたかったことができ、生活を凄く楽しめるようになりました。今までよりも友達を呼ぶことが増えました」と嬉しいお言葉を頂きました。
I様がご両親から受け継いだ家をいずれ手放しお子様に引き継がれたときに、お子様が受け継ぎたいと思う家に…。
受け継がれていくご自宅のリフォームに関われたことを嬉しく思います。
玄関の敷台が受け継がれる家族をこの先ずっと、そばで見守ってくれるのではないでしょうか。