リノベーション事例
Retro×Old Cedar
古材を使った大人な空間
リフォームストーリー
#Reform Story
プランニング
ご夫婦とお子様3人の5人暮らしのZ様家。
お子様の受験に備え、一人ずつに部屋を設けたいとお考えでした。
そこで3LDKだった間取りを4LDKに変更し一人ずつに個室を作る計画がスタートいたしました。
また、多趣味のご夫妻が今以上に生活を楽しく、暮らしやすい空間へなるようご提案いたしました。
こだわりを形にしたZ様邸のご紹介です。
キッチン
ダイニングだった部屋を子供部屋にするため、縮小しキッチン室を広げました。
対面キッチンから壁付けキッチンへ。
壁には一面白いタイルを貼り清潔感を演出しました。
広くなったことで「後ろに人が通っても気にならなくなった、明るくなった」と喜んでいただけました。
ウッドワンの飾り棚にはインテリア小物を飾ります。
奥様のご要望でキッチンコンロ側には壁を作り、冷蔵庫置き場を設けました。生活感も隠れ掃除もしやすくなります。
シンク側にはカウンター収納を造作し、ゴミ箱が納まります。
カウンター下に貼ったセメントサイディングはリビングの雰囲気に合わせました。
目隠し収納という使い方だけではなく、LDKの中心にふさわしい空間のアクセントとなりました。
また、半年待って購入できた手作りのヴィンテージ照明に合うベース作りには試行錯誤いたしました。
細かいところまで、こだわりを追求し作り上げました。
リビング
ホール部分を縮小しリビング空間を広げました。
既設の建具を移動し、元の建具のあった箇所をフラットにし違和感のないよう仕上げました。
天井にあった存在感のある梁にも一工夫を・・・
既設の梁に古材風に加工した三河杉を貼り、その中心にライティング照明レールを設置。
植物を飾るためにも計算して設置いたしました。
造作のTVボード・バーカウンター・キッチン収納、そしてキッチン入口天井にも同じ三河杉を使用しました。
使用した木材は、古材風にしたいとのZ様のご要望から、アドバイザー自身で京都の古材屋さんを巡り「これだ!」という物を再現するために試行錯誤した作品です。
三河杉をあく抜きし、黒さを抜いてから着色したことで独特のヴィンテージ感が生まれました。
造作のバーカウンターには、今はわんちゃんのグッズが置かれておりますが、 未だ届かないSMEGの冷蔵庫を設置し、ご主人様のバーカウンターになる予定です。
洋室
扉はLIXILのヴィンティアを採用しました。
紺色の扉はアクセントとなり全体を引き締めます。
また、ガラスの表面にストライプ柄が入ったモールガラスがシャープな印象を与えます。
ガレージ
玄関付近のRCの壁を抜いて入口開口を作り、外に出ずガレージへ行き来できるようになりました。
ガレージの雰囲気にあわせ、扉はWood Depotにてヴィンテージのオリジナル建具を別注し取付けいたしました。
まとめ
初めに思い描いたプランナーによる手書きパースのイメージを大変気に入っていただき、植物の購入・飾付けまで行わせていただきました。
間取り変更をする際、梁の補強や古材風の加工にはかなりこだわり抜きました。
Z様からも「こだわりをくみ取って答えようとしてくれた。”これだ!”という提案をしてくれた。実際に塗る前に試作を見せてくれ安心できた。全体から細かいところまで提案してくれリフォームならではの味が出せた」とのお言葉を頂くことができました。
Z様とアドバイザーの熱意により出来上がった今回のリフォームは、暮らしやすさだけでなく、こだわり抜いた逸品と言えるでしょう。