事前審査って

住宅を購入する際、現金での一括支払いは少なく、多くの人が住宅ローンを利用します。そのため、住宅ローンを申し込む前に行われるのが「事前審査」です。これは銀行や金融機関が、返済能力や信用情報を評価する手続きです。以下がその流れです。

1. 1.申し込み: まず、住宅ローンを申し込みます。必要な情報や書類を提出します。

2. 2.収入情報提供: 収入や雇用情報などの経済状況を提供します。通常は雇用契約書や給与明細などが必要です。

3. 3.信用情報確認: 申込者の信用情報を確認します。クレジットカードやカードローンなどの債務返済履歴をチェックします。支払いの遅れや長期の延滞があると審査が難しくなります。

4. 4.借り入れ能力評価: 収入や支出、既存の借入金を考慮し、どれだけのローンが借りられるかを評価します。

5. 5.物件評価: 購入予定の物件の価値を評価します。ローンの担保価値を確認します。

6. 6.結果通知: 審査が完了すると、銀行から結果が通知されます。通常は承認、保留、却下のいずれかです。

事前審査では、詳細な条件や金利はまだ確定しませんが、借り入れ能力や物件価値に基づいて、おおよその借り入れ限度額や結果が示されます。

事前審査では、10人に1人以上が少なくとも1つの金融機関から「融資不可」と判断されています。住宅ローン審査前に、自分の信用情報を確認したい場合は、CIC、JICC、全国銀行個人信用情報センターの3つの機関で確認可能です（手数料がかかります）。