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マイホームはいつ買うのがいい?

住宅購入のタイミングって難しいですよね。


「いつかはマイホームを購入したい」と思っていても、金額も大きく、購入する時期を迷っている人も多いのではないでしょうか。住宅市場がどうなるかも気になるし、金利が上がるか下がるかといった経済状況も気になるところです。

今買うべき?それとも待つべき…?
本日はマイホーム購入のタイミングについてお話します。

 

いつ買うのが正解?

家を買うタイミングは人によってそれぞれ異なり、正解や不正解はありません。
なぜなら、それぞれの家庭で事情がまったく異なるからです。ですが、一般的にはライフスタイルの変化をきっかけに買う方が多く、主に下記3つのタイミングで購入を検討される方が多いようです。

 

家を買おうと思ったタイミング

 ①結婚
 ②子どもの誕生や進学
 ③老後のため

 

①結婚

多くの方にとって、人生における最初のマイホーム購入検討のきっかけが「結婚」かもしれませんね。夫婦共働きの場合は、年収を合算することで住宅ローンの借入が可能となったり、単身で購入するよりも借入可能額が増えたりすることもあります。それにより、購入できる物件の選択肢が広がります。結婚する年齢にもよりますが、比較的若いうちに住宅ローンの支払いがスタートできるのもメリット。同じ金額を借り入れる場合、返済期間を長く取るほど毎月の返済額を抑えられるため、余裕を持った返済計画が立てられます。

 

②子どもの誕生や進学

子どもが生まれると、「子ども部屋が欲しい」「子育てしやすい環境が整った家に住みたい」といった思いから購入を考える人が多くなります。通学の利便性や通学路の安全性、子育てに適した環境かどうかを考慮できる点や、子どもの人数で間取りを想定しやすいことがメリット。家族構成に合わせた住まいが、よりイメージしやすいタイミングです。

 

③老後のため(定年・子どもの独立など)

仕事、子育てがひと段落し、第二の人生を楽しむために、とコンパクトな家を購入して住み替えをする人もいます。今後のライフステージの変化が比較的少なく、失敗しない家選びができるかもしれませんね。ただし、年齢が高いと住宅ローンの支払期間は短くなるため返済計画には注意が必要です。

 

このように「これから誰と人生を歩むのか」が明確になったタイミングは家を買うのに適していると言えます。

 

 

今年(2024年)は買い時?

では、2024年の景気から見た場合いまは「買い時」といえるのでしょうか?現在の不動産価格は上昇傾向にあり、新築・中古ともに住宅価格が高くなっています。また、さまざまな面で価格高騰が続いている昨今。「本当に今買って大丈夫?」と不安になるもの無理もありません。
しかし、今家を買うことのメリットもあります。

 

「今買う」ことのメリット

「住宅ローン控除が利用できる」という点です。
住宅ローン控除は2021年で終了予定でしたが、2022年の税制改正によって適用期間が2025年末まで延長されました(※住宅ローン控除の適用となるのは購入日ではなく、入居日です。2025年までに契約をしても入居が2026年の場合、新築物件は控除額が下がります)。住宅ローン控除を利用すると、税金の負担を軽減できます。

 

また、住宅価格の高騰が続いていており、いつ下がるのか分からないという今の状況では「買えるうちに買う」「欲しいと思った時に買う」のも良い判断だと思います。現在賃貸に暮らしている方は早く住宅購入に踏み切ればその分家賃を無駄にしないで済みます。少しでも若いうちに住宅ローンの支払いを始めておけば、老後も安心です。

 

いかがでしたか?


マイホームの買い時は景気だけではなく、ご家族のライフステージも大きなきっかけとなります。広い視点でじっくりとマイホーム購入と向き合えると良いですね。家を買うタイミングで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。