リノベーション事例
ブルックリンなsmall office
断熱性と遮音性を向上させたスケルトンリフォーム
リフォームストーリー
#Reform Story
マンションに住んでいる方なら一度は悩む「寒さ」と「騒音」の問題。
今回の事例はそんなお悩みを解消しながら、間取りやインテリアもM様好みに仕上げたマンションのスケルトンリフォームの事例をご紹介します。
きっかけ
マンションが築30年程経ち、住宅設備が古くなってきてフローリングもきしむようになってきたので、そろそろリフォームをしようと考えていたM様。
インターネットでリフォーム店を調べていた際、弊社のホームページも見て頂いたそうです。
弊社ホームページ内にある施工事例や、どのようなメーカーと付き合いがあるのかを確認した上でお問い合わせ頂きました。
打合せを重ねていくと、経年劣化の他にも住まいのお悩みがあることが分かりました。
特に北側のお部屋の結露やカビに悩んでいて、その解消方法についてご提案することに。
また、M様ご家族はご自宅にいる時間の多くをワークスペースで過ごされていて、日中に一番日の光の入る南側のリビングをあまり有効活用出来ていないお悩みもありました。
プランニング
水まわりと内装のリフォーム、そして断熱や防音工事、ライフスタイルに合った間取り変更を行うことをふまえ、一度壁をすべて無くして室内をスケルトン状態から作り変えることに。
「家族それぞれに、個人のワークスペースが欲しい」とのご要望を頂きましたので、思い切って以前はリビングだった空間を娘さんのワークスペースに変えるプランをご提案しました。
ご主人様のワークスペースは寝室兼書斎として使える部屋にするために、北側の二部屋を繋げ一部屋に。ご家族の皆様それぞれのライフスタイルに合ったプランを作成しました。
また、気にされていた「寒さ」と「騒音」の対策には、外に面している壁には断熱材を入れ、窓には内窓を設置。近隣の部屋に面している壁には遮音ボードを取り付けました。
ワークスペース
「内装のイメージはインダストリアルだけどアクセントはブラックで」「内装の素材を他の部屋と違う雰囲気にしたい」
内装のイメージや雰囲気は娘さんからのご要望を中心に考えることになりました。
娘さんは以前からインテリアに興味はあったものの、リフォーム前はお部屋全体が古いイメージでなかなか思い通りの雰囲気には出来ないとあきらめていました。しかし今回お部屋をリフォームすることになり、これを機にとInstagramなどのSNSでたくさん施工事例を調べたそうです。
イメージしている内装に近い画像を見せてもらい、それを元に様々なメーカーのカタログから内装材を探したり代用できそうな商品をご提案しました。
ダイニングとワークスペースを間仕切る壁には、外装用のタイルを使いました。
また、ダイニングへ光と風が入るように室内窓を設置したのですが、黒いフレームをアクセントにして、白いタイルが映えるブルックリンスタイルの雰囲気を作り上げました。
ワークスペースのカウンターデスクはパソコンでの作業がしやすいよう奥行きを調整。特注サイズのL型カウンターを作りました。
ダイニングキッチン
色々なメーカーのショールームを一緒にM様とめぐり、たどり着いたのがタカラスタンダードのキッチンでした。
すっきりした見た目と、ホーロー製であることが気に入って選ばれました。
またキッチンのレイアウトは独立キッチンから対面キッチンに変更しました。対面にしたことでキッチンに立った際にワークスペース側も見通せるため、開放感が出ました。
「リビングダイニングはモノを少なくして、すっきりとした空間にしたい」とのことでしたので、棚板などで収納スペースを確保しつつもインテリアを置ける「見せる収納」に変えました。
寝室
寝室は寒さ対策と騒音対策を行うと共に、ご支給頂いた照明に合う空間になるよう、お客様と一緒に作り上げました。
カビについても、クローゼットの中で発生しにくくなるように、調湿壁材の「さらりあーと」を使用しました。
まとめ
お引渡し後、M様から「リフォームする前に気になっていたことが全て改善できた」と仰って頂けました。
「寒さ対策」と「騒音対策」、そして「結露対策」をしながら、内装インテリアも娘さんと一緒にこだわって作り上げることが出来ました。
すべての壁を取り払うスケルトンリフォームを行い、大きく間取りを変更。ご家族様それぞれのライフスタイルに合わせたワークスペースを作り、ダイニングキッチンはお部屋全体を見渡せる開放的な場所に。
寝室はこだわりの照明がマッチしたモダンな空間になり、水まわりも清潔感のある使いやすい場所に生まれ変わりました。
個人で過ごす時間も、家族が揃う時間も快適に過ごせる住まいになったのではないでしょうか。