ブログ・コラム

#ブログ

床材の話

こんにちは。
梅雨明けもまだだというのに、朝から蝉の声が聞こえる日も…
暑さに慣れていない今こそ、皆さま熱中症等注意して下さいね。

さて、実家のリフォームの紹介、今回は床材についてお話ししようと思います。

実家に寄る度に、見た目も肌触りも、いい仕上がりだわー!と、毎回、自己満足しているこだわりの床材(笑)
これからリフォームを検討している方に、少しでも参考になれば幸いです。

517059737696076263.jpg

「床の材料」と一口に言っても、フローリングやクッションフロアなど素材も機能も様々。

その中で、今回のリフォームで採用したのは、

「挽板フローリング」

「フロアタイル」です。

「挽板フローリング」を採用したのは、玄関、縁側、LDKの床。

畳の部屋も多い実家は、スリッパを履く習慣もなく、素足で活動したり、座布団を敷いて床で作業をしたりすることも多く、質感などを重視して、父は元々は無垢フローリングが希望でした。

 

ただ無垢材だと、リビングには床暖房を導入すること、そして価格面についての懸念点があり、マニカの担当者に相談すると、提案して頂けたのが、この「挽板フローリング」

表面の数ミリは本物の木を使用した床材のため、見た目や質感は無垢フローリングに近く、かつ、床暖房対応という、私たちの理想をかなえる床材でした。

517052953694568741.jpg

※【フローリングの種類】

無垢フローリング

天然木を切り出した単層のフローリング。

木、本来の味わいやあたたかさ、経年変化などを楽しめるが、樹種によっては傷つきやすく、膨張や収縮もするため安定しない。

挽板フローリング

合板の下地に数ミリ(2~3mm)の天然木を貼ったもの。

無垢材の、床材としての不安定性や価格面のデメリットを抑えつつ、木材本来の味を楽しめる床材。

傷つきやすさや日焼けによる変化、水汚れに弱い点などは無垢材と同様。

突板フローリング

合板の下地に数ミリ(0.3~0.5mm)の天然木を貼ったもの。

木の風合いを残しつつ、メンテナンス性を向上させた床材。

シートフローリング

合板の下地に木目などを印刷したシートを貼ったもの。

色柄やデザインが豊富で、品質も均一。

傷や汚れにも強く、コストも抑えられる。

20240715144912.png

※図は朝日ウッドテックHPより抜粋

 

そして、「フロアタイル」を採用したのは、洗面所などの水廻り。

 

一般的には、トイレや洗面所などは、「クッションフロア」と呼ばれるシートを採用することも多いのですが、安価な分、劣化も早い材料であり、今回は、通路も兼ねた歩行量の多い場所であることなども考慮し、「フロアタイル」を採用しました。

 

フローリングと見まがう木目調から、本物のタイルのような石目調まで、様々なデザインがある中から、

今回選んだのは、サンゲツの商品から、籐をモチーフにした”WD2108″という商品。

リフォームしない部分は和のテイストが残るため、石目調ではなじまなかったのと、施工するのが真四角ではない空間だっため、長手・短手といった偏った方向性を持たない柄から選択したのですが、

これが大ヒットでした。

 

517052951311679929.jpg

デザインも空間にマッチしてとてもステキで、水や汚れにも強く、足の感触も気持ちのいい、お気に入りの商品です。

 

リフォームする各ご家庭の生活スタイルやデザインの好みなどによって、それぞれの正解があるかと思います。

 

商品の選択で悩まれたら、ぜひお気軽に、弊社の担当までご相談ください!